絵本未来創造機構の仲宗根敦子です。
今日は県立高校3年生400人に特別授業として、
進路に役立つ自己紹介の作り方の講座でした。
将来を見据えた進学を真剣に考えている生徒達の
未来に、少しでもお手伝いが出来たらと思っています。
生徒の皆さんにコレマデ何度か自己紹介文、
自己アピール文の講座を開催してきました。
毎回思うことは、子ども達は自分を表現することに
躊躇することがとても多いということ。
その原因は2つあると感じています。
1つ目は、読書量です。
SNS時代の今、子ども達のLINEでのやりとりは
スタンプや省略文字に偏っている傾向があり、
自分の感情や想いを表現する力がとても
低下していると言われています。
子どもたちの関心は、スマホのゲームや
部活動などで本を手に取る機会がどんどん
減っていることも現状です。
実は、我が家の息子は全国大会に出場するほど、
部活に明け暮れた3年間でしたが、
1ヶ月に5冊以上は小説や本を読めていました。
それは、なぜかというと
幼いころからの絵本の読み聞かせの習慣です。
我が家では、朝ご飯前、お風呂の前、夕飯の後、お休み前など
隙間時間に1,2冊を分けて、日に何冊も読んでいました。
息子はその習慣が身についていた事で、
学校の休み時間、
部活の遠征の移動時間、
など、本を読む生活を習慣にしていました。
「中学校になったから本ぐらい読んで欲しい!」
相談を良くされるのですが、
子どもは急に本好きになることは少ないのです。
まずは小さい時に絵本を読み聞かせる習慣から
本好きにすることが、スムーズに
本を読む習慣をつけさせてあげられます。
そして、2つ目の理由は?
「自己肯定感の低さ」です。
自己肯定感というのは自分は自分のありのままで
いいという自分を肯定できる感情のことをいいます。
「自分なんてアピールすることがない・・・」
「自分の実績は誰かと比べたらたいしたことない・・・」
など、「無い」にフォーカスが当たってしまうと
自己アピールを書くことも「でき無い」のです。
これまで社会の中でたくさんのテストや学習を通して
順番を付けられてきたり、勝ち負けを経験してきたので
誰かと比べてしまうのは当然のことかもしれません。
でも、その中で自分の出来ている事や
ワクワクすること、
得意なことを見いだせる視点を
持てるかどうかは、
誰と比べてではなく、
「自分自身のありのままを受容する力」が
大事になってきます。
絵本未来創造機構でお伝えしている読み聞かせの3つの
ポイントの一番大事なこと
「絵本を読んだあと、褒める」
「良く聞いてたね!」
「集中していたね!」
「ママはうれしかったよ!」
その言葉は、絵本の読み聞かせを
もっと、もっとと
リクエストしてくれるだけではなく、
純粋に絵本を聞いてくれている我が子に対して
ありのままの子どもを受容する魔法の言葉でも
あります。
絵本を読むたびに、「自己肯定感」がどんどん
高くなる、そんな親子の関係性も作れるのです。
絵本の効果を知って、活用方法を知ると
子育てが楽に楽しくなります。
そして、
親の在り方もどんどん変わっていくのです。
もし、まだ動画をご覧頂いていない方は
LINE診断後に、続けて動画をご覧くださいね!
「実は大人にも
こんなに効果があったのですね!」
と、驚きと喜びの声をたくさんいただいています。