今日紹介する絵本は、
「みにくいおひめさま」です。
むかし、ある王国に、何もかも恵まれている一人っ子の王女がいました。ただ一つの事をのぞけば世界一幸せな王女でした。一つだけ足りないもの、それは美しさでした。
娘を美しくするために、王様は王女をある普通の家庭に預けます。その家には心も顔も美しい5人の娘がいました。
その家のルールは「自分の事は自分でやる」「身の回りをきれいにする」「人を思いやる」ことでした。
何でも周りの人にやってもらえるのが当たり前だった王女は、いきなり何もかも自分でやらなくてはならない環境になり不平不満ばかり。
でも、美しい5人の娘に励まされながら、やがて自分の事を自分でやるように。行動が変わると心も自立していき、王女は顔つきもどんどん美しくなっていきました。すてきな魔法にかけられた気分になる物語です。
この絵本を読んだ女性から、「お掃除を通して自分とつながり、心の声が聞こえた!」というすてきな感想をいただきましたので、併せてご紹介します。
掃除があまり好きではなかったその方が「玄関ドアも拭いてみよう」と思い立ち、拭き掃除を始めたところ、ふと「きれいになりたかった」という声が聞こえ、同時に涙があふれてきたそうです。
その方は小さい時に、冗談で「かわいくない」と言われていたそうです。子どもは言葉が潜在意識に入りやすいと言われています。
それで本人はずっかわいくないと思い込んでいたようです。そう思わなくてもいいのに…。
きれいになりたいという心の声をずっと無視してきた彼女。頭で考え過ぎると、本当の心の声は聞こえないようです。
拭き掃除という行動で自分とつながり、心の声が聞こえた彼女は、自分自身に謝ったそうです。
心と体と行動はつながっています。みなさんも「お掃除で美しくなる魔法」を試してみませんか。