【恵まれない国の子どもが自己肯定感が高い訳】

こんばんは。
絵本未来創造機構の仲宗根敦子です。

自己肯定感って聞くと、
スポーツが出来る
素直で努力家
何か飛び抜けた能力がある
勉強が出来て優秀
など、
一般的に、
何かに秀でているから自分に自信があり
自己肯定感が高いというイメージがありませんか?

実は、必ずしもそうではないのです。

例えば、小学校で一番サッカーが上手くて
自信がある子が、地区選抜に選ばれました。

しかし、そこには各小学校の精鋭がたくさんいて
地区選抜では全く活躍できませんでした。

その子は自信をなくしてどんどん自己肯定感が下がりました。

この場合は、自己肯定感の中の自己有用感といって
何か条件付き、すなわち○○が出来るから
自分はすごい!になります。

しかし、アジアの恵まれない国の子ども達は
勉強もすることが出来ず、スポーツや遊ぶことも出来ず
一日中、ゴミ収集やレンガ積みの肉体労働をしていても
自己肯定感が高いそうなんです。

なぜだと思いますか?

36年間に渡ってアジアの恵まれない国を支援し続けている
NPO法人アジアチャイルドサポートの池間哲郎先生の
講演会でお話を聞いて、本当にビックリしました。

アジアの現状を伝えるため、カメラを向けても

肉体労働の日々の10歳以下の子ども達は
目をキラキラ輝かせて、笑顔のまなざしを
向けてくるそうなんです。

それは、自分が働いて家族(両親や幼い兄弟)の為に
役にたっているという幸福感があるから
自己肯定感が高いそうなんです。

日本では食べるものも教育も当たり前です。

隣の国のアジアに目を向けると、
おなじ時代を生きる子が
全く違う環境にいて、過酷な労働をしながらも
自己肯定感高く生きていることに感動しました。

ぜひ、視野を広くして、世界を知ることを
お子さんと時間を設けて欲しいです。

今日のおすすめの絵本
「ぼくがらーめんをたべているとき」

はせがわよしふみ

ぼくがらーめんをたべているその時、
となりのくにの同じ子どもはどうしているのか?

シンプルだけどとっても深く心に染み渡ります。
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