【家族への怒りを「子育ての成功の鍵」に変えていく】
こんにちは。
絵本未来創造機構の仲宗根敦子です。
「夫が子育てに協力的でない」
「夫と子育ての方針が合わない」
「夫が自分のやりたい事を否定する」
など、夫婦間のコミュニケーションのギクシャクは
子育てのことにも大きく影響しますし、
自分のやりたい事が出来なくて、
イライラや怒り、諦めになりかねませんよね。
結婚をする理由は「お互いがさらに幸せになるため」
それなのに・・・・。
なぜ、そんな事になっていくのでしょうか?
いくつか理由はあると思いますが、
根本的には、「価値観」と「生物学的」な違いが大きいのです。
まず、価値観。
物事の価値についての、個人(または、世代・社会)の(基本的な)考え方。
を言いますが、お互い違う家庭や環境で育って、違う経験をしてきているので
自ずと価値観が違って当然ですよね。
ある男性は、母親が「安いもの」「バーゲン」に価値を感じて、
「これいいでしょう?980円だったの!」と、常に聞いてそだったので
奥さんが数万円のワンピースを買うと大げんかになるそう。
(奥さんも働いているで自分のお給料から買ったとしても)
これこそ、価値観の違いですよね。
他にも、子どもへの接し方も価値観が大きく反映しますよね。
例えば、
「子どもには厳しくしないとつけあがる」という価値観を持っている父親。
「子どもは叱ってはいけない。常に褒める」という価値観を持っている母親。
そうなると、子どものしつけでケンカになりかねませんね。
価値観とは、自分が安心に生きる指針となるので、
価値観の違いが、自分の安心に生きるためのテリトリーを
脅かされる不安が怒りやイライラになっていきます。
価値観はこれまでの人生で無意識に作られてきたもの
なので普段から、価値観を意識していないので
なぜ、イライラしたり、怒りを感じるのかを認識できません。
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本当は、旦那さんはあなたをわざとイライラさせたり
怒らせたり、不安にさせたりしたい訳ではないのです。
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価値観=安心安全に生きるための指針
なので、自分の価値観通りにコントロールしようとする
無意識のパターンなのです。
そうはいっても嫌なものは嫌ですよね。
価値観は無意識のパターンなので、相手は無意識です。
ということは、無自覚なので、相手を変えることは難しいです。
だったら、自分が嫌な気持ちにならない為に
自分の捉え方を変えていくことで、
不思議とイライラや怒りや不安などが和らいでいくのです。
例えば
「また、子どもを甘やかして!!」
「こんな高いの買ってもどうせまたすぐ着なくなるだろ!」
など、カチンとくるような事を言われたとします。
その時にあなたがとるパターンはどんなパターンですか?
「言い返して、ケンカになる」
「口をつぐんで、気持ちを抑える」
他にもあるかもしれません。
これは、いつものあなたの無意識のパターンです。
このパターンを無意識でやるから、あなたは
怒りやイライラ、不安が大きくなります。
そのパターンを辞めてみることをお勧めします。
その方法として、以下の2つの手順を試してみてくださいね。
すごく効果が高いですよ!
1.深く深呼吸をする
2.「これは相手の価値観だ」と認識する
これだけで、いつものパターンを回避できます。
ソクラテスの言葉です。「無知の知」
「無知の知」とは自分に知識がないことを自覚するという概念です。
「自分に知識がないことに気づいた者は、それに気づかない者よりも賢い」
ということを意味しています。
知っている人が改善をしていくことで、不要な争いを家族に持ち込まずに
家庭が良い方向に行けば、相手をどうにかしよう。という考えには至りません。
ぜひ、深呼吸から初めてみませんか?
明日は、「生物学的な男女の役割・考え方の違い」についてお伝えします。
この知識を知ると、旦那さんや子どもへの見方が大きく違ってきます。
どうぞお楽しみにしてくださいね。
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